2023.11.01
前回はコチラ
改めてこの出張のスケジュールをご紹介。
初日:ホテルチェックイン2時間後に会食
2日目:9:30~17:00現地での採用活動/その後会食
3日目:朝イチの便で帰国
2日目に遊ぶ時間の確保は絶望的。初日会食までの2時間と同じく初日の会食後となります。初日に全力投球!
歴史と食文化に触れたい私は会食迄の2時間で観光できる朝鮮王朝の王宮である景福宮へ向かいました。
券売機で大人3名分のチケットを購入すると、3名入場可能な1枚のチケットが出て来ました。日本ならチケット3枚出て来るイメージなのですが1枚。合理的!?
3名ともいい大人なのでそのチケットを誰が持って帰るか?等のいさかいはおこさず平和的にじゃんけんで解決し、門をくぐります。建造物と周りの景観が非常にマッチしており、いい写真を撮りたい気分に駆られます。
あともう一つ感じたのは伝統衣装(チマチョゴリ)をレンタルで着ている人が多い事。日本でも京都などで観光客が着物を着ている姿を見かけますが、比較にならないほど多くの方(特に女性)がチマチョゴリを着ています。
着物に比べるとかなり短時間で着替える事ができるからなのか?と仮説を立ててみました。
・あなたは日本の京都を訪れた事はありますか?
・あると答えた方にお聞きします。その際に着物に着替えられましたか?
・着替えていない方にお聞きします。チマチョゴリには着替えたのに着物には着替えなかった理由は何ですか?
時間の都合でこの質問を観光客にぶつける事なく、早歩きで景福宮(の主要と思われる箇所)をぐるっと一周。靴擦れなんて気にならないあっという間の2時間でした。
※後日チマチョゴリ率の高さの理由を簡単に調べたのですが、伝統衣装を着ていると入場料が無料になるとの記事を発見しました。ただ入場料がそこまで高い訳ではないので私の仮説も主たる理由の一つだと信じたい・・・
超特急で韓国の歴史の一部に触れ、会食会場へ向かいます。そこではサムギョプサルを頂き、その後の時間を利用して広蔵市場へ。会食でご一緒した現地の方に、焼肉は堪能したので後は有名なサンナクチ(テナガダコの活け造り)を食べてみたいなと話をしていたら、なんと案内してくださる事になったのです。バスで20分程でしたでしょうか。どのようにバス料金を払えばよいか聞いてみると、私が払うから大丈夫と言われました。どうやら韓国では運転手さんに依頼せずともICカードで複数の人数分を支払う事が出来るシステムになっているようです。
・景福宮でのチケット3人分一括購入(チケットは1枚のみ)
・複数人のバス代を一括支払い
韓国では奢り合いの文化があると聞いた事があったような気がするのですが、現代のシステムがその文化を支えている。そんな事を感じた初日の夜でした。
って終わる気満々でしたが肝心なサンナクチのお味に触れていませんでした・・・
長年の想い分もプラスされた可能性もありますがかなり満足しました。塩+ごま油との相性抜群です!但し口の中で吸盤による反撃がありそこそこ痛かったりするのでご注意を。
あと奢り合いの文化なんて書きましたがここでもご馳走になってしまったので、私の場合は「奢られっぱなし」であった事を付け加えさせて頂きます(笑)
次回最終回。面接に来た韓国人学生の日本語力とその背景に驚くの巻!?
Written by S.Seki
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